 Aさん:最近、知り合いが『不動産投資』を始めて私にも"将来の為に"と勧めるのですが『不動産投資』ってどういうものなのですか?
アドバイザー:不動産投資と聞くと『バブル経済』の頃、値上がりを見込んで物件を購入して、値が上がったところで売却して、差益を稼ぐ投資と思われがちですが、それは昔の話です。
Aさん:昔、土地転がしなんて言葉がありましたけどあれとは違うわけですね。
アドバイザー:そうなんです。昨今の不動産投資は、将来的に賃料が受け取れる優良なマンション・アパート・ビル等の収益物件を購入し、家賃収入を得る運用投資を指します。
Aさん:わかりました。でも、それって投資というより単なるアパート・マンション経営なのではありませんか? それに、アパートやマンションを買える余裕のある人など中々居ないと思いますが…
アドバイザー:確かにおっしゃる通りですね。では、どこが投資かと言うと、購入物件を担保にして銀行からの融資で借り入れて購入し、銀行借入金の返済は家賃収入で返済する手法を指すのです。そうすることにより、僅かな資金で、高額の物件を購入することが可能で、尚かつ 返済は本業で働いて返すのではなく、家賃収入という半ば不労所得で返済できます。ローンを返済した後は、家賃が丸々収入となります（収入より必要経費は差し引かれます）銀行の融資額は物件の収益力で決まりますが、購入価格の９割が融資される例もあります。
Aさん:それなら、お金持ちと言われる人でなくてもある程度の自己資金があれば購入できますね。でも、とても上手い話に聞こえ過ぎて
『本当なの?』とか、『ローンが終わって』なんて気が遠くなる話にも聞こえますが…
アドバイザー:そうですね。"投資"と言う言葉が使われる以上、リスクも存在します。まず、購入の時点で物件の評価・収益性が良くなければ融資率が低くなります。さらに、ローンを完済して収入を得られるまでに20年・30年と掛かる長期投資なので、その間に物件所在地の賃貸需要が低下したり、物件が老朽化したり… 等、リスクを伴うのも事実です。
Aさん:リスクがあると言うことは、手を出さない方が無難って事でしょうか?
アドバイザー:確かに投資をしなければ損はしませんね。(笑) でも、「大きなメリットとリスクも伴う」これが投資なのです。おっしゃる通り何もしなければ損はしませんけど、国民の大多数の方 とりわけ若い方が将来の不安��1に挙げる事柄に「年金不安」という問題がありますよね。
Aさん:私の世代が老後を迎えたとき十分な生活するための年金が受け取れないってことですよね。
 アドバイザー:そうです。そこで、Aさんが 今少しお金を使うのを節約して、リスクもあるかも知れないけど、優良な物件を購入して、20〜30年後に毎月家賃収入を得られるとしたらどうですか?
Aさん:それは凄く心強いですね。本当に年金は当てに出来ませんから…
アドバイザー:そう思われますでしょう… ですから、出きる限りリスクを回避した上手な不動産投資をこれから学んでゆきましょう。
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